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庭には鳩、壁一面に付箋

2007-10-20

初音*の受容

作り手がどういう気持ちで作ってるかはあんまり興味なくて。

本当に「賞賛」を対価にしてまわってるのだろうか? という疑問。

最初に、作り始めるときの動機がないと、作り始めようとしない。それは何なのか。誉められると嬉しいけど、最初は誉めてもらうためにつくるわけじゃないんだよな。自分を満足させるためにまず作り始めるわけだけど、その動機は何なのか、ということ。

人の声だって楽器ですよという言い方があって、どこかで声を楽器とみなして聴く線みたいなものがある。あるのだがよくわからない。

ルー・リードの声は楽器か、ときかれたら、違うよな、と答える。

でもそこらへんは、マイルス・デイヴィス(でも何でもいいけど)の演奏が歌みたいなもん、という感覚と相互に行き来していて、境界が曖昧だ。

人工音声だと、そのへん最初に「楽器ですからね」という割り切りから始まることになる。

昨日PerfumeのCDを買ってきたんですけども。声がボコーダ通したり機械的に聞こえる処理が施してあって、あんまり歌詞を覚えたりする気にならない。楽器化されているというか。そうすると、相対的にバックトラックに興味が湧く。

作り手にとって、初音某というのは一応ヴォーカルなんだけど、DTMのアンサンブルを聴かせるために機能してるよなぁと。

当たり前か。

追記

電子音を聞いて「こんなん音楽じゃねぇ」とか思う→「いやこっから音楽をつくりますよ」、という宣言がテクノなんだな、というのがおれの理解なんですけども、それを人の声に対しても適用しましたよと。音楽は完全に包囲された。抵抗は無意味だ。そういう勝利宣言みたいな感覚はあるかなーと。