Hatena::Groupleftovers

庭には鳩、壁一面に付箋

2007-10-18

「お前もう正規表現のこと書くなよ」

webの自律性を信じているんならあんまりそういう言葉は出てこないんじゃないかと思った。

間違いを書くかもしれないし、書かないかも知れない。そういうことは保証できないから、間違ったら直す。直さない人は「そういう人なんだ」って思われていく。

仮にチャラいコード片だったとして、それが反面教師になったりすることもあるだろうし…いやそういう話をしだすと話が逸れるな。

まぁ、職業倫理や、偉い人の責任あたりから、「書くなよ」と言ってみるのはわかるんだけど、それで直らないかも知れないし、そういうときはチャラいコードと共存していくしかないんじゃないの。そう考えると、「書くなよ」というのは政治的な色合いを帯びてくるよなぁ。言っても言わなくても結果は大差ないのに言ってみてる、というポーズになる。

あと、「書くなよ」って言われたら、言われた方は

はい書きません。勉強させていただきます。つきましては勉強が済んで一通り正規表現を学んだと私が判断した暁には、私の能力で記事を書いてよいかどうか、そちらさまに問い合わせて許可をいただくことになりますが、よろしいでしょうか?

って返していいと思うんだけど(だって「書くな」ってその人に言われたままじゃ困るから)、そういうふうに返されたら、言った側は「オレが知るかそんなこと」って怒るんじゃないかな。

怒るなら、じゃぁ何で言ったのかということになる。それは、その人に正規表現の記事を一生書くなという命令だったのか。まじめに言葉尻を拾うと、「書くな」っていう命令は「書いていい」っていう許可と対になっているものだから、あなた少なくともそこまで責任を負うつもりで言ってるんですかね、という喧嘩のふっかけ方はある。

元の記事を見直した

「語らないほうがいいのでは」というニュアンスなので、ずいぶん自分が書いた感じと違った。

追記

  • 「結果的にだいたい正しい方向に修正されていく」を信じていない?
  • webという場所が誤りを書いて放置してよいという免責特権があるわけではないが、どんな人でもテキトーなことを書けてしまうのは事実。
  • そこを縛るのは、書き手の「緊張感」とかなんだろうか?
  • 「オレはこういう世界に育った(例:建築の世界、医療の世界、原子力工学の世界)。そこではミスが許されない。ソフトウェアエンジニアもミスが許されないはずだ!」で、その類推を可能にしている職業倫理とは何なのだろう? 相手に自分の職業倫理が通じるという信念はどこから生まれているのだろう?